大谷翔平と比較された二刀流の今 4年間メジャー出場なし…待っていた“過酷な運命”

レイズのブレンダン・マッケイ【写真:Getty Images】
レイズのブレンダン・マッケイ【写真:Getty Images】

2022年9月にトミー・ジョン手術を受けたマッケイ、ライブBPに登板した

 レイズのブレンダン・マッケイ投手は20日(日本時間21日)、米フロリダ州ポートシャーロットで行われているスプリングトレーニングで、ライブBPに登板した。地元紙「タンパベイ・タイムズ」のマーク・トプキン記者が伝えた。

 マッケイと言えば、ドジャースの大谷翔平投手に続く二刀流として日本でも話題になった。2017年ドラフト1巡目(全体4位)でレイズに指名されると、2019年には13試合に登板。打席では本塁打もマークするなど順調に成長していた。

 しかし、新型コロナウイルスの影響で短縮シーズンとなった2020年に肩を痛めて同年8月に手術。リハビリのため、2021年6月までプレーできなかった。さらに胸郭出口症候群と診断され、同年11月に手術。2022年には左肘の靱帯を損傷して同年9月にトミー・ジョン手術を受けるなど、度重なる故障に苦しんだ。

 昨季はリハビリのため全休となったが、ようやくマウンドに帰ってきた。メジャーの舞台からは4年間も遠ざかってしまったが、まだまだ28歳と若い。選手生命の危機を乗り越えた二刀流が、メジャーに戻ってくるのを期待したい。

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