戦力外→異次元の防御率「0.70」…ド軍再契約で反響 覚醒した元助っ人が貫いたチーム愛
元広島ブレイシアが選んだ“ド軍残留”…貫いたチーム愛
念願の“残留”がかなった。ドジャースと再契約を果たしたライアン・ブレイシア投手が、今季も同じユニホームを着てプレーできることを喜んだ。地元メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マッケイン記者は「ブレイシアはドジャースと再契約したかったと言った」と伝えている。
ブレイシアは昨季、レッドソックスでは20登板で防御率7.29と散々で、5月15日(日本時間16日)にDFA(事実上の戦力外)となった。しかし、移籍したドジャースでは39登板で2勝1セーブ、防御率0.70の好成績を残した。
マッケイン記者によると、ブレイシアは「行ける場所は他にもたくさんあったが、昨季が終わった段階で、代理人にドジャースに戻りたいと伝えた。それが第1選択肢だったことは間違いない」と明かしたという。
ブレイシアの思いにファンは歓喜。「嬉しい言葉だな」「ひとつのチームにこだわる選手が本当に好きだ」「LAに来たら何かがかみ合ったことは明らか。彼にとっては2018年以来の好投だったんだから、自分の成功を助けてくれたチームに戻りたくない訳ないね」「レッドソックスでのチャンピオンリングはもう持ってるし、魔改造再生してくれたチームの環境や信頼関係を重視した感じなのかな」とコメントを寄せている。
36歳右腕は2017年、広島でプレー。26試合に登板して2勝1敗1セーブ、防御率3.00の成績を残し、翌2018年からはレッドソックスでプレーしていた。ドジャース移籍2年目の今季はどんな投球を見せてくれるだろうか。
(Full-Count編集部)