“激ヤセ”の489億円男に戦々恐々 普通の動きに不安の声「ホラー映画より怖い」
激ヤセしたと話題のスタントン、故障続きなのにスライディングキャッチ
激ヤセしたと話題になっているヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手が、いきなりハッスルプレーを見せている。米フロリダ州タンパで行われているスプリングトレーニング。守備練習でスライディングキャッチを披露したが、「ほとんどのホラー映画より恐かった」と早くも不安の声が上がっている。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のヤンキース番クリス・カーシュナー記者が、元気すぎるスタントンの動画を公開した。体を絞ったとはいえ近年は故障続き。「これは恐いね」「3か月間の離脱だ」「この状況になると私はただ息を止める」「これ嫌いだわ。恐かったね」「彼は大丈夫か?」「明日スタントンは膝の状態についてMRIを受ける」とファンは心配している。
超人的なスイングスピードから弾丸のような打球をスタンドインさせるのが持ち味のスタントン。マーリンズ時代の2017年には159試合に出場して打率.281、59本塁打、OPS1.007をマークするなど球界を代表するスラッガーだ。しかし、2018年にヤンキースに移籍してからは怪我に苦しんでいる。昨季は101試合に出場して打率.191、24本塁打、OPS.695と自己ワーストの成績に終わった。
2014年オフ、当時所属していたマーリンズと13年総額3億2500万ドル(約488億円)の契約を結んでおり、ヤンキースが引き継いで残り5年と危機的状況だ。MLB公式サイトによると「もっとよく動けるようになりたいんだ」「多くの挫折(怪我)のせいで、思うように動けなかったから」と“再び野球選手になる”という明確な目標のもと、今オフはワークアウトの見直しに集中したという。