大谷翔平のド軍移籍は「悲しいです」 古巣・エ軍ファンの切なる思い「WS制覇して」
ド軍へ移籍も…エ軍ファン「エンゼルスを応援するけど、ショータイムは見たい」
ドジャース・大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地で行われたエンゼルスとのオープン戦を欠場した。遠征に帯同せず、アリゾナ州グレンデールの球団施設で別メニュー調整した。新人だった2018年から過ごしたキャンプ地にはさまざまな思いが交錯していた。
大谷はもういない――。だが、エンゼルスのキャンプ本拠地、ディアブロ・スタジアムにはエ軍時代の17番ユニホームを着るファンで溢れていた。ロサンゼルス在住の鳥居義和くんは「やっぱり悲しいです。エンゼルスファンなので。僕はエンゼルスに残って欲しかった」と複雑な心境を口にした。
2018年から投打の二刀流としてプレーし、2021、2023年と2度のMVPを獲得した。だが、チームはポストシーズンに進出できず、昨年12月に10年総額7億ドル(約1050億円)の超大型契約でドジャース移籍となった。「大谷選手がいたのにプレーオフに行けないのは悲しかったです」。鳥居くんはチームの不甲斐なさを悔やんだ。
エンゼルスファンの15歳、リーフセン・アンダースくんは「ショウヘイは本当に素晴らしい選手。ワールドシリーズ制覇できるチームに移るべきだった。なぜなら史上最高の選手だからだ。僕はこれからもエンゼルスを応援するけど、ショータイムは見たい。ワールドシリーズを制覇してほしい」と願った。古巣ファンの心は、今も大谷愛で溢れている。