20歳の逸材捕手が衝撃弾「えぐい一発」 1軍0本も…覚醒の兆しに歓喜「打撃開花の予感」
韓国・ロッテジャイアンツ戦でバックスクリーン弾
ロッテの松川虎生捕手が25日、沖縄・糸満市で行われた韓国・ロッテジャイアンツ戦に「8番・捕手」で出場。2回にバックスクリーンへの完璧なソロをぶち込んだ。“打てる捕手”として期待されながらも、1軍では苦しんでいただけに、ファンからも「えぐい一発」「打撃開花の予感」と歓喜の声が聞かれた。
この日は“完全試合バッテリー”でもある佐々木朗希投手とコンビを組み、1回無失点の好投をリードした。2回1死走者なしで迎えた第1打席では、初球の154キロ直球をセンターに弾き返し、122メートルの中堅フェンスを悠々越える一発を叩き込んだ。
場内のファンからは大きな拍手が送られ、颯爽とダイヤモンドを一周。ベンチのチームメートも笑顔で出迎えた。
プロ1年目の2022年は1軍で76試合に出場したが、本塁打は0本。昨年は開幕直後に2軍に降格し、4番で起用され続けるなど“英才教育”で鍛えられた。2軍公式戦では1本塁打を記録。練習試合でも本塁打を放ったことはあったが、1軍ではいまだ0本となっている。
成長を感じさせる一発に、ファンも「松川くんホームランきたー!」「こんなバッティングが見たかった」「バックスクリーンへ特大ホームラン!」「ポテンシャルを感じた一打でした」「今年マリンでプロ初ホームラン期待!」「これぞロマン!」などと喜んでいた。