激ヤセの488億円大砲が“別人”に 不良債権との揶揄も…59HRから7年、捨てた代名詞
激ヤセで話題になったヤンキースのスタントンがフォームを変更
ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手の変貌ぶりに驚きの声が上がっている。“激やせ”が話題になったがフォームまで変更。並々ならぬ覚悟で2024年を迎える。SNSでは「フォームも体型も変わってて言われなきゃスタントンって分からんねこれ」「頼むから復活してくれー」とコメントが寄せられた。
メジャートップクラスの飛距離、打球速度が売りのスタントンは、近年怪我もあり、成績は下降の一途をたどっている。2014年オフ、当時所属していたマーリンズと13年総額3億2500万ドル(約488億円)の契約を結び、2017年には159試合に出場して打率.281、59本塁打、OPS1.007をマーク。しかし、昨季は101試合に出場して打率.191、24本塁打、OPS.695に終わった。
今春のキャンプには、スラリとしたボディで登場したことが話題になっていたが、それだけではない。かつて代名詞でもあった極端なクローズドスタンスは影を潜め、少しバッターボックスと並行気味になっている。
MLB公式サイトによると「もっとよく動けるようになりたいんだ」と今オフはワークアウトの見直しに集中したという。昨季は4月半ばから太もも裏を痛め1か月半の欠場。その後も足を庇うようなプレーが多く見られた。かつての大砲復活へ、“別人”で挑む2024年はどんな成績を残すだろうか。