防御率33.75から覚醒「この球投げて2軍降格?」 鷹の厚い選手層…また育成から逸材
ソフトバンク育成の中村亮太が登板、150キロのアウトローで見逃し三振
ソフトバンク育成の中村亮太投手が28日、「球春みやざきべースボールゲームズ」西武戦の7回に登板し、1回を3者凡退に抑えた。150キロのアウトローで見逃し三振を奪った好投に「この球投げて2軍降格?」との声が上がっている。
1点リード7回のマウンドを託された。先頭の高松はワンバウンドのシンカーで空振り三振、続く佐藤龍もシンカーで右飛に打ち取った。最後は児玉をフルカウントから150キロ直球で見逃し三振。捕手の構えたコースにズバリ、打者は動けなった。
2020年の育成ドラフト8位で入団し、2022年7月に支配下登録を勝ち取った。しかし、2試合で2回2/3を投げて10失点。防御率33.75の成績に終わり、オフに戦力外通告を受けて育成選手として再契約を結んだ。昨季は2軍でチーム最多の53試合に登板し、5勝4敗、防御率2.17。支配下復帰へ猛アピールしている。
試合を配信した「DAZN(ダゾーン)」は公式X(旧ツイッター)で「視界良好 150キロのアウトロー 育成の中村亮太が1回無失点」と添えて動画を公開。「なんでこれで2軍落ちなの~」「なお2軍合流の模様」「まーたソフトバンクが育成で良いの作った? ずるいずるい」とのコメントが寄せられている。