大谷翔平、結婚後初実戦は右前適時打&2四球 全打席出塁で交代…球場大歓声
ガーディアンズ戦に「2番・指名打者」で出場…第2打席では右前適時打
■ドジャース ー ガーディアンズ(オープン戦・日本時間2日・アリゾナ)
ドジャースの大谷翔平投手が1日(日本時間2日)、ガーディアンズとのオープン戦に「2番・指名打者」で出場。第2打席で先制右前打を放つなど、1打数1安打1打点2四球で交代した。日本時間2月29日に自身のインスタグラムで結婚を発表後、初の実戦で自ら“祝福”した。
大谷は第1打席の四球後、3回1死二塁の第2打席で巨人でもプレーしたタイラー・ビーディ投手と対戦し、フルカウントから一、二塁間へのゴロ。スライディングキャッチを試みた二塁手のグラブを弾く当たりとなり、右前への適時打となった。塁上では走塁中に脱げそうになったヘルメットをかぶり直し、笑顔を見せ、ファンからの歓声を浴びていた。5回2死二塁でも再びビーディと対戦したが、四球。そのまま代走を送られて交代。全打席で出塁する存在感だった。
オープン戦初出場となった2月27日(同28日)のホワイトソックス戦の5回に移籍後初本塁打となる左越え1号ソロを放っており、自身としては出場2試合連続での安打&打点。本塁打ではない「H」は移籍後初だった。
大谷は結婚発表から一夜明けた2月29日(同1日)に取材に応じ、結婚のお相手となった女性について「いたって普通の方というか、普通の日本人の方です」と説明。交際期間については「初めて会ったのは3年、4年くらいですかね。3年ちょっとかな」などと話していた。
「キャンプの途中でこっちに来ました」とすでに夫人もキャンプ地入りしていることを明言。結婚発表後、さっそく愛妻に届ける一打となった。取材対応では発表した理由について「今日ここでちゃんとして、あとは野球に集中したいというのが一番です」と話していた。
大谷の前を打つのはムーキー・ベッツ外野手で「1番・二塁」、後ろにはフレディ・フリーマン内野手が「3番・一塁」。この日も“MVPトリオ”が揃い踏みとなった。
(Full-Count編集部)