大谷翔平へ「結婚おめでとう」 元巨人右腕、対戦後に祝福も…「気付かなかったと思う」

ドジャース戦に登板したガーディアンズのタイラー・ビーディ【写真:小谷真弥】
ドジャース戦に登板したガーディアンズのタイラー・ビーディ【写真:小谷真弥】

「コントロールよく投げられたと思う。日本ではスプリットに取り組んできた」

■ドジャース ー ガーディアンズ(オープン戦・日本時間2日・アリゾナ)

 ガーディアンズ傘下のタイラー・ビーディ投手は1日(日本時間2日)、米アリゾナ州グレンデールで行われたドジャース戦に3回から3番手として救援。2回2/3で4奪三振、4安打1失点だった。巨人の戸郷翔征投手から学んだスプリットを生かし、「コントロールよく投げられたと思う。日本ではスプリットに取り組んできた。有効に使えるか試していた」と振り返った。

 昨季の巨人開幕投手は、大谷と2打席で対戦した。3回1死二塁では右前適時打を許し、5回2死二塁では四球を与えた。「ショウヘイにホームランを打たれなければ私はハッピーだ」と振り返った。結果を出せなかったが、四球を与えた後、前日2月29日(同1日)に日本人女性との結婚を発表したばかりの大谷へ「おめでとうございます」と声をかけたという。

「本当にクールだった。他の選手と対戦するのと同じ気持ちで挑んだけど、ショウヘイはものすごくリスペクトしている。四球を与えたあと、彼が走っているときに、結婚したから『おめでとうございます』と言った。気が付かなかったと思うけど、対戦できたのはクールなことだった。また対戦できるといいね」と笑顔を浮かべた。

 この日はスプリットを効果的に使った。「トゴウはいいスプリットをたくさん投げるから、よくアドバイスを求めていたんだ。スプリットは日本で(打者を)圧倒できる効果的な球種として使われている。彼らがどう使っているか、聞きたかった。去年は終盤になるまで、あまり使っていなかったけど、今年になって優先的にたくさん使いたい球種になった」。2年ぶりのメジャー昇格へ新たな武器とするつもりだ。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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