大谷翔平、あと少しでHRの大飛球 実況「行ったと思った」…思わず“確信”も快足三塁打
6打席連続出塁…実況「一塁を周る様子を見てください」
■ドジャース 7ー4 ロッキーズ(オープン戦・日本時間4日・グレンデール)
ドジャースの大谷翔平投手は3日(日本時間4日、試合開始5時5分)、米アリゾナ州グレンデールで行われたロッキーズとのオープン戦に「2番・指名打者」で先発出場。第2打席で中堅フェンスを直撃する適時三塁打を放った。
2回1死二塁で迎えた第2打席だった。強烈な打球が中堅後方を襲い、打球はフェンス上部に直撃。もう少しで本塁打かという当たりに大谷もゆっくりと歩き出していたが、打球がフェンスに直撃すると快足を飛ばして三塁に到達した。打球は117マイル(188.3キロ)、角度15度、飛距離424.5フィート(約129.4メートル)だった。
地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況を務めるティム・ネヴェレット氏は「ショウヘイは行ったと思いました。フェンス上部に当たりました」と説明。「一塁を周る様子を見てください。(止まったあと)『あっ、急いで走らないと』という感じでした。それでも、いとも簡単に三塁に到達しました」と、快足にも注目していた。
大谷は「2番・DH」で出場し、初回の第1打席では右前打を放っていた。これで出場した3試合すべてで安打を放ち、6打席連続出塁をマーク。マルチを記録するのは今季初となった。