巨人逸材24歳に感動「いい選手獲ったなぁ」 台湾で見せた気迫プレーが「カッコいい」
右翼フェンスにぶつかるも…臆せず見せたガッツプレーに感動の声
巨人は3日、台湾・台北ドームで行われた球団創設90周年親善試合・楽天モンキーズ戦に0-0で引き分け。連日の勝利とはならなかったが、ドラフト3位ルーキー・佐々木俊輔外野手が見せたガッツあふれるプレーに場内からは温かい拍手が送られる場面があった。
0-0で迎えた9回表、楽天選手の打球はライト線に飛んで行った。打球は徐々に切れていきファウルになったものの、この日「1番・右翼」で先発出場した佐々木はスピードを緩めずに猛ダッシュ。フェンスに体をぶつけながらも打球を捕りにいく果敢なプレーを披露した。さらにはフィールドに転がったボールもさっと拾い上げ、審判に投げ返す紳士的な振る舞いも見せた。
アウトにはならなかったものの、最後まで諦めない姿勢には場内から温かい拍手が送られた。SNSにも「ナイスガッツ」「球際に強い」「凄い!! 流石だわ」「カッコいい」「いい選手獲ったなぁ」と、感動の声が上がっていた。
佐々木は帝京高、東洋大、日立製作所を経て昨年ドラフト3位で巨人に入団した。宮崎キャンプのフリー打撃では速度170キロ超の打球を放ち、阿部慎之助監督も「すごいなと思いました」と称賛するなど、オープン戦では3試合(12打席)に出場し、打率.417、OPS1.000をマークしている。攻守に躍動する24歳が1年目から定位置を獲得できるか、注目だ。
(Full-Count編集部)