大谷翔平の“相棒”は4万5000円 デジタルブラジャーだけじゃない…支える最新機器

サングラスを着用して練習に参加したドジャース・大谷翔平(中央)【写真:荒川祐史】
サングラスを着用して練習に参加したドジャース・大谷翔平(中央)【写真:荒川祐史】

大谷着用のサングラスは最新機器…定価は約4万5000円

 ドジャース・大谷翔平投手の着用する“装備”に注目が集まっている。3日(日本時間4日)のロッキーズ戦前には珍しくサングラスを着用して練習に参加。いわゆるスマートサングラスで、Engo Eyewearの「Engo2」と見られる。

 同社の発売しているサングラスは、遮光性の機能はもちろん心拍数、スピード、パワー、距離、標高差など数々のデータが確認でき、サングラスを前にかざすと、内側のスクリーンにデータを表示させることも可能だ。重量は36グラム、公式HPによると値段は299.95ドル(約4万5000円)。

 大谷はサングラスだけではなく、GPSデバイスで体の動きを計測するデジタルブラジャーという機器を着用しながらトレーニングを行っている。試合や練習中の選手の走行距離や速度に加え、スプリント回数、心拍数、ヒートマップ、運動負荷、ジャンプ回数、動作の左右対称性、消費カロリーなどあらゆるデータをリアルタイムに計測。数値はスマートフォンなどでその場で確認できる。

 昨年9月に右肘手術を受けた大谷は、オフにドジャースと史上最高額となる10年7億ドル(約1051億円)で契約。今季は打者に専念すると見られるが、最新テクノロジーがその肉体を支えているようだ。

【実際の様子】スカウターに見えると話題…大谷翔平が装着する“新装備”

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