打率.462に韓国熱狂「こんな天才を見たことあるか」 169億円に懸念も…前評判を払拭

ジャイアンツのイ・ジョンフ【写真:ロイター】
ジャイアンツのイ・ジョンフ【写真:ロイター】

6年169億円で契約…打率.462、出塁率.533、OPS1.302と期待に応えている

 ジャイアンツの李政厚(イ・ジョンフ)外野手は4日(日本時間5日)、アリゾナ州スコッツデールで行われたロッキーズとのオープン戦に「1番・中堅」で先発出場。2打数1安打1打点1四球の活躍で打率.462、出塁率.533、OPS1.302と好調を維持している。韓国メディアも連日の活躍に盛り上がりを見せている。

 初回先頭の第1打席は二ゴロに倒れたが、2回2死二塁の第2打席は四球で出塁に成功。さらに4回無死一、三塁のチャンスで外角へのチェンジアップを左前に運ぶ適時打を放った。ここで代走にピンダーが送られて交代。メジャー1年目ながら、オープン戦はここまで5試合連続ヒット中とバットが止まらない。

 韓国のイチローと呼ばれ中日で活躍した李鍾範(イ・ジョンボム)氏を父に持ち、愛知県名古屋市で生まれた。昨年12月に6年総額1億1300万ドル(約169億円)でジャイアンツと大型契約。コンタクトヒッターとして高い評価を得る一方、パワー面では懸念の声も。米メディアでは契約を酷評する意見もあった。

 しかし、ここまでは打球速度109.7マイル(約176.5キロ)、飛距離418フィート(約127.4メートル)の特大弾も放つなど、長打力も発揮している。韓国メディア「OSEN」は4日、「こんな天才を見たことがあるか」という見出しで報道。「メジャーリーグへの適応期間も必要ないようだ」と伝えている。

(Full-Count編集部)

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