韓国メディア指摘…4年間で開いた“170億円” 母国復帰の柳賢振と明暗「対照的だ」

フィリーズのザック・ウィーラー【写真:Getty Images】
フィリーズのザック・ウィーラー【写真:Getty Images】

フィリーズはウィーラーと3年189億6000万円で契約延長することで合意

 フィリーズは4日、ザック・ウィーラー投手と3年1億2600万ドル(約189億6000万円)で契約延長することで合意に達した。今オフはドジャースの山本由伸投手ら大型契約を勝ち取る選手もいる一方、いまだ去就未定の大物も。韓国メディア「OSEN」は、KBO(韓国プロ野球)復帰した柳賢振投手と比較している。

 ウィーラーの大型契約を米スポーツ局「ESPN」のバスター・オルニー記者が伝えた。2019年オフにフィリーズと5年総額1億1800万ドル(当時128億円)で契約し、2021年から3年連続で2桁勝利をマーク。昨季は32試合に登板して13勝6敗、防御率3.61の好成績を残した。4日(同5日)に球団から発表される予定。

 2019年オフといえば、ドジャースからFAになっていた柳賢振もブルージェイズと4年総額8000万ドル(当時88億円)で契約。ウィーラーと似たような規模だった。韓国メディア「OSEN」によると、当時のFA市場では両者が比較され、その年のFA投手契約の総額でウィーラーが3位、柳賢振が5位だったという。

 その後の柳賢振は、短縮シーズンだった2020年には12試合に登板して5勝2敗、防御率2.69の活躍で、サイ・ヤング賞の投票で3位に入った。しかし、2022年にトミー・ジョン手術を受けるなど離脱も長く、今オフにハンファと8年総額170億ウォン(約19億円)で契約。同メディアは「対照的だ」と指摘している。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY