やっぱり悔しい大谷&トラウトの“不運” 解散して3か月…米記者嘆き「とにかく残念」
“トラウタニ”コンビが解散して約3か月がたった
■エンゼルス 4ー0 ドジャース(オープン戦・日本時間6日・グレンデール)
ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、古巣エンゼルスとのオープン戦に出場。試合前にはチームメートらと再会を楽しんだ。中でも“トラウタニ”の愛称で強力コンビを形成したマイク・トラウト外野手とは熱い抱擁を交わして話題に。これらの光景を目にした米記者は、改めてエンゼルス時代の2人の“不運”を嘆いた。
トラウトはエンゼルス一筋で3度のMVPに輝くなど、大谷が渡米する前から球界のスターとして君臨。そこに2018年からは大谷が加わったが、昨年まで9年連続でプレーオフに進出できていない。
米スポーツ局「ESPN」のオールデン・ゴンザレス記者は、「トラウトは2018年と2019年を併せるとWAR17.8だった。(当時レッドソックス所属の)ムーキー・ベッツがいなければ2年連続MVPを獲得していただろう。しかしながら、オオタニはその時(故障により)投球ができなかった」と指摘する。
一方で「もし2021~2023年の間に(ヤンキースの)アーロン・ジャッジがいなければ、オオタニは3年連続MVPを獲得していただろう。しかしながら(2021~2023年の間に)トラウトは249試合欠場した」と紹介。2人の好調な時期が全くかみ合わず、“トラウタニ”の本当の力がエンゼルスではうまくフュージョンしなかったのだ。
同記者は「彼らのピークがマッチしなかったのが、とにかく残念だ」と嘆いた。ファンからも「エンゼルスの呪い」「現実がつらすぎる」と、記者の心境に同調する声が寄せられていた。
(Full-Count編集部)