打者・大谷翔平は右肘リハビリ完了 無安打も開幕へ着々…指揮官評価「準備モードだ」
「今シーズンに向けて準備するモードに入っている」
■エンゼルス 4ー0 ドジャース (日本時間6日・グレンデール)
ドジャース・大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、米アリゾナ州グレンデールで行われたエンゼルスとのオープン戦に「2番・指名打者」で先発出場したが、移籍後初めて無安打に終わった。内容は空振り三振、見逃し三振、中飛。打率.500となった。古巣との初対決で快音は出なかったものの、デーブ・ロバーツ監督は「今シーズンに向けて準備するモードに入っていると思う。全員にとって良いことだ」と評価した。
3回1死では左腕トーマスの外角94マイルに見逃し三振に倒れた。「左腕相手の、あの打席をこなせて満足していた。まだ左投手を相手に打席をこなす機会がなかったから」とロバーツ監督。結果云々ではなく、左腕の球筋を見ることができたことを前向きに捉えた。
キャンプから開幕までに、実戦形式の打撃練習「ライブBP」などを含めて50打席に立たせる方針を示していた。6日(同7日)のホワイトソックス戦では、2試合連続出場する。3月20日に韓国で行われるパドレスとの開幕戦まで残り2週間。ロバーツ監督は「彼は自分できちんと記録している。韓国に行くまであと9試合。その中で彼はたぶん5試合ぐらいに出場するだろう。だからあと15、16打席という風に見ている」と今後の予定を明かした。
(Full-Count編集部)