大谷翔平は「顔のことを聞いてきた」 元同僚が本音…敵になった姿は「本当に奇妙」
エ軍ウォード「相手に彼がいて本当に奇妙だった」
■エンゼルス 4ー0 ドジャース(オープン戦・日本時間6日・グレンデール)
ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、米アリゾナ州グレンデールで行われたエンゼルスとのオープン戦に「2番・指名打者」で出場し、3打数無安打だった。昨年まで6年間在籍した古巣との対戦。テイラー・ウォード外野手は敵味方に分かれたことに「本当に奇妙」などと語った。
大谷がエンゼルスに入団した2018年、ウォードはメジャーデビュー。近年は共に上位打線を形成することも多かった。試合前に2人は談笑し、ウォードは「5番・左翼」で先発。2人とも途中交代し、一緒のタイミングで球場を離れた。
青のユニホームを着る大谷について「間違いなく奇妙だった。特に彼が打席に立っているのを見るのはね。違う視点だったことは間違いないが、彼に会えてよかったし、彼の幸せを願っている」と語る。
会話の内容も明かした。「What’s up?(最近どう?)と言ったら、僕の顔のことを聞いてきた。死球を受けたことをね。後はいつもの会話さ。彼に会えて本当に良かった。ここ(エンゼルス)にとても長くいたからね。彼の思い出がたくさんある。彼がいなくて、さみしくなるね」と述べた。ウォードは昨年7月29日(同30日)のブルージェイズ戦で顔面死球を受け、離脱した。
6年間同じユニホームで戦った盟友。「間違いなく同じチームのほうが楽しいよ」「球界1の選手だ。同じチームに欲しい。今日は相手チームに彼がいて本当に奇妙だった」と複雑な思いも吐露していた。
(Full-Count編集部)