藤浪晋太郎“新天地デビュー”は1回無失点 最速152キロで3者凡退「球速はいつでも上がる」
2点リードの7回に5番手でマウンドへ
■メッツ 3ー1 ナショナルズ(オープン戦・日本時間8日・ポートセントルーシー)
メッツ・藤浪晋太郎投手が7日(日本時間8日)、米フロリダ・ポートセントルーシーで行われたナショナルズとのオープン戦で“新天地デビュー”を果たした。任された1イニングを無安打無失点に抑え、「とりあえず無事に終えることができてホッとしています」と話した。
3-1と2点リードの7回に5番手でマウンドへ。3者凡退で1回を無失点に切り抜けた。データサイト「Baseball Savant」によると今季初マウンドで直球を投じることはなく、10球全てがスプリットなどの変化球だった。最速は94.6マイル(約152.2キロ)をマーク。メジャー2年目に向けて、調整を進めている。
試合後には、地元放送局「SNY」がコメントする藤浪の映像をX(旧ツイッター)に投稿。「球速は全然いつでも上がると思います。今日も、もっと腕を振れば球速は出たんでしょうけど、今日求めているのはそこじゃなかったので」と投球を振り返っていた。
メジャー挑戦1年目の昨季はアスレチックスに入団も7月中旬にオリオールズに移籍。在籍2チームで64試合に登板し、7勝8敗2セーブ、5ホールドを記録。防御率は7.18だった。