阪神、球団ワーストOP戦9連敗&3月甲子園全敗 岡田監督「1か月帰ってけえへんからな」
7回に大山の適時打などで1点差に詰め寄るも、8回に守備のミスも絡み2失点
阪神は10日、甲子園で行われた巨人戦を4-5で敗れた。球団ワーストのオープン戦開幕9連敗で、3月は“甲子園全敗”となった。試合後、岡田彰布監督は2試合戦った巨人の印象について「まぁでも、寒うて。(レギュラーメンバー)半分しかでてないなぁ。そりゃ分からへんわ、はっきりいうて」と口にした。
両チーム無得点で迎えた4回。阪神は3番手でマウンドに上がった石井がピリッとしない。1死から丸、岡本和に連打を浴びるなどし2死二、三塁のピンチを背負う。ここで大城卓に149キロの直球を右前に運ばれ2点を失い、先制を許した。さらに7回はドラフト6位ルーキー・津田が2死一、二塁から秋広に左前適時打を浴びた。
打線は3点を追う7回に近本、中野の連続四死球で一、二塁。続く森下の遊ゴロを門脇が適時失策し1点を返すと、続く大山の左前適時打で1点差に詰め寄った。だが、8回の守備では2死一塁から佐々木が放ったゴロを三塁・佐藤輝が一塁へ悪送球。一走・オコエが一気に生還すると、続く岸田に右前適時打を浴びリードを広げられた。
オープン戦では初の4万人超えとなる4万1129人が来場。惜しくも勝利を届けられなかった岡田監督は「まぁ、1か月なぁ、甲子園に帰ってけえへんからなぁ。クリーンアップだけはもう、最後残しとこうってお客さんようになぁ。(勝ち星は)別にそんな…(笑)」と語っていた。
(Full-Count編集部)