打率.400の育成24歳は「何者?」 “覚醒”気配漂う背番号132は「支配下待ったなし」
背番号「132」の川村がオープン戦でアピール
ソフトバンクの育成・川村友斗外野手が猛アピールだ。10日のロッテ戦では4打数2安打の活躍でオープン戦の打率を.400としている。センターの守備でも好守を披露し、ファンからは「これ開幕あるんじゃない?」「支配下待ったなし!!」と期待の声が上がっている。
「7番・中堅」で出場すると、6回の第3打席では二塁への内野安打、8回の第4打席では中安打を放った。これで3試合連続安打となり、打率を.400としている。守備では5回、藤原恭大外野手が放った打球に前進すると、滑り込みながら華麗にキャッチし、球場を沸かせた。
北海高、仙台大を経て2021年育成ドラフト2位で入団。昨年はウエスタン・リーグで68試合に出場、打率.260、6本塁打、6盗塁をマーク。今春キャンプはA組に抜擢され、2月28日の西武との練習試合で2本の二塁打を放つなど、アピールに成功した。
9日の同戦では、途中出場して7回に右越え3ランを放った。1軍でパワーと守備力も通用することをアピールした。この活躍にネット上では「もう支配下でもいいんじゃない?」「川村is何者?」「支配下上がって開幕スタメン勝ち取って欲しいな」「こりゃ楽しみすぎる」「こんなにワクワクする育成選手は久しぶりだぞ!」「去年の悔しさをバネにここまで躍動するの素敵」と称賛の声が並んだ。背番号が2桁になる日は、そう遠くはなさそうだ。
(Full-Count編集部)