エ軍に突如現れた“最強打者” 招待選手が主力を凌駕…予想外の覚醒に衝撃「急上昇してる」
マリズニックはメジャー11年の32歳、守備の人が秘めていた打棒を発揮した
エンゼルスのオープン戦で、まさに主砲のような好成績を残している招待選手がいる。昨年12月にマイナー契約を結んだジェイク・マリズニック外野手は11日(日本時間12日)、アリゾナ州テンピで行われたレンジャーズ戦に出場。3号ソロを放ち、ここまで打率.400、3本塁打、6打点、OPS1.223、5盗塁とした。
6回の守備からモニアックと交代し「1番・中堅」に入ると、7回先頭で迎えた第1打席でいきなり結果を出した。昨季は西武でプレーしたティノコの初球を豪快に振り抜くと、美しい放物線を描いた打球は左翼スタンドに着弾。打った瞬間の大飛球に本塁打を確信し、強打者のような風格を醸し出していた。
そんな32歳のマリズニックだが、メジャー11年というキャリアながら、通算65本塁打、OPS.666とお世辞にも強打者とは言えない。むしろ強肩を生かした守備の人としてアストロズの世界一にも貢献してきた。しかし、昨年ドジャースを退団するとメジャー契約なし。生き残りへ秘めていた打棒を発揮している。
地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」の公式X(旧ツイッター)は、3号ソロの映像を投稿。「私の中でマリスニックさんが急上昇してる……カッコイイ」「マリズニックさん絶好調だな」「マリズニックが外野手5番手を狙ってくるのかもしれない……」「マリズニック>アデル」との声が寄せられている。
(Full-Count編集部)