2軍で無双…巨人22歳逸材は「クオリティ高い」 OB激推し、課題解消なら「結果出る」
巨人・井上温大は昨年2軍で7勝0敗、防御率0.75の無双
阿部慎之助監督が就任して覇権奪回を目指す巨人。4年ぶりVへのポイントはどこになるだろうか。巨人やメジャーリーグなどで活躍した高橋尚成氏が、自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」を更新し、投手陣に言及。期待の存在に5年目の22歳左腕・井上温大投手を挙げ、信頼できる「6枚」の構築を訴えた。
井上は昨年、1軍では4登板で1敗、防御率10.95。しかし、2軍では11登板(10先発)で7勝0敗、防御率0.75。72回1/3を投げて84三振を奪うなど圧倒的な成績を残した。今季キャンプは2軍スタートも、9日の春季教育リーグ・楽天戦では5回を2安打9奪三振無失点の快投を演じた。
高橋氏は「真っ直ぐの切れ、勢い、フォームのバランスがよく、球のクオリティが高い」と絶賛。「どういう風に打者を抑え、ゲームメークするかが分かって来れば、自ずと結果が出ると思います」と期待を表した。
優勝へのポイントは絶対的存在の6人を構築すること。先発では今季開幕投手を務める戸郷翔征に加えて「もう2人。3人頼れる投手がいたら先発は強い」と指摘。さらに「7、8、9回を投げられるピッチャーができたら。この6人が機能したら優勝できます」と力を込めた。オープン戦では堀田賢慎ら若手も次々台頭。果たしてどんなピッチングスタッフが形成されるだろうか。