最強守護神を粉砕、虎20歳が「ほんまえぐい」 覚醒の兆し…開幕スタメンへ高まる期待
OP戦打率.296…阪神・前川右京は「バットに乗せるのがうますぎる」
阪神の前川右京外野手が覚醒の兆しを見せている。16日の中日戦の9回に相手守護神、ライデル・マルティネス投手から右前適時打。試合には敗れたものの「この一打はマジでかっこよかった」「これもう開幕スタメンやろ」と虎党の注目を集めている。
昨季防御率0.39の無双右腕をとらえた。この日、「3番・右翼」で先発出場すると、2点を追う9回1死一、二塁。外角の139キロのスプリットをはじき返した。バットを折られながらも右前に運ぶ適時打となった。
20歳の前川は奈良・智弁学園高から2021年ドラフト4位で阪神に入団。昨季1軍デビューすると、33試合で打率.255の成績を残した。今季のオープン戦でもここまで打率.296、2打点とまずまずの成績を残している。
DAZN公式X(旧ツイッター)がこの日、前川の適時打を動画で公開。ファンは「バットに乗せるのがうますぎる」「ほんまえぐい」「さすがすぎる」と大絶賛だった。