「80歳とか嘘だろ」112キロを完璧に捉えた“超人” 伝説から62年…「バケモンやろ」
西武のOB戦が開催…通算2452安打、465本塁打の土井正博氏が沸かせた
西武のOB戦「LIONS CHRONICLE 西武ライオンズ LEGEND GAME 2024」が16日、ベルーナドームで行われた。なかでも最もファンを驚かせたのは、近鉄と西武で通算2452安打、465本塁打をマークした土井正博氏。御年80歳ながら112キロを外野に弾き返すライトゴロに、「信じられるか?」との声があがっている。
「3番・指名打者」で先発出場すると、往年と変わらぬフォームで堂々の威圧感。カウント1-1から潮崎哲也氏が投じた112キロをバットで捉えた。美しい流し打ちの打球が右翼手の前に落ちたが、大友進氏がすぐさま一塁に送球。土井氏は全力疾走を見せたがライトゴロに倒れ、まさかの真剣勝負に球場も沸いた。
土井氏は1961年に高校を2年で中退して近鉄に入団。翌1962年からレギュラーに定着すると「18歳の4番打者」として有名になった。1974年オフに交換トレードで太平洋クラブ(現西武)入り。1981年限りで現役引退すると、1985年からは打撃コーチやヘッドコーチなどを歴任し、2004年のリーグ優勝と日本一にも貢献している。
西武の球団公式X(旧ツイッター)は、土井氏のライトゴロの動画を投稿。「これ、鳥肌立つくらい凄かった」「これは100回見て100回驚く」「80歳で112キロ打てるのエグい」「控え目に言ってバケモンやろ」「80歳とか嘘だろ」「超人すぎるだろ」「凄すぎて意味わからん」「完璧に捉えてた」「(ライトゴロ)に容赦なさすぎる」「大友さん、空気読め」との声が寄せられている。