デビュー前なのに…韓国18歳に日米騒然「エグい」 ド軍主力もかすらぬ“衝撃の11球”
キムは6回から登板…ヘルナンデスとアウトマンから三振を奪った
ドジャース・大谷翔平投手が18日に出場した韓国代表戦(高尺スカイドーム)で、韓国人右腕がにわかに注目を集めた。韓国代表として6回からマウンドに上がったキム・テギョン投手だ。昨年プロ入りした18歳ながら、対戦したドジャースの主力打者2人から、いずれも三振を奪う快投に「え、マジでエグくない?」「すごい選手が育ってる」と日本のファンも驚いている。
ドジャースの4-2のリードで迎えた6回からキムは登板。先頭のテオスカー・ヘルナンデス外野手をフォーシームで空振り三振に仕留めると、続くジェームズ・アウトマン外野手はカウント3-0から三振に。2人で交代したものの、シルバースラッガー賞を2度獲得したヘルナンデス、昨年の新人王投票3位に入った新鋭も打ち取る快投を披露した。
たった2人との対戦でも大きな衝撃を呼んだのにはワケがある。キムは2005年6月生まれの18歳、KBOドラフト全体2位指名で斗山に指名された、まだプロデビュー前の選手だったからだ。
弱冠18歳の見事な投球に「これで18歳って……」「日本の脅威になるかも」「すごい選手がいるなぁ」「エグい」と日本のファンも関心。他にも呼び方が2010〜2011年にロッテでプレーした内野手と同じだったことから「あのテギュンかと笑」「なんかおかしいと思ったww」との反応もあった。
キムの快投を見たドジャース地元メディア「ドジャー・ブルー」の公式X(旧ツイッター)も「キム・テギョン。将来のドジャースだ」と反応。MLBネットワークで活動し、今回の韓国シリーズを取材している敏腕記者ジョン・モロシ氏も「キム・テギョンの名前を覚えておきましょう。18歳のキムは対戦した2人の打者、テオスカー・ヘルナンデスとジェームズ・アウトマンから三振を奪いました。キムは空振りを奪える直球の持ち主だと証明した。近い将来のWBCで先発投手になるかもしれません」と報じていた。
(Full-Count編集部)