大谷翔平に「嘘をついた」 水原氏が告白、米メディアが明かす衝撃展開の真相
水原氏はESPNの取材に対して「明らかにこれは、悪いのは全部私です」
大谷翔平投手の通訳を務めていた水原一平氏が、違法賭博に関与した疑いでドジャースから契約解除されるという衝撃の展開を迎えた。その問題に関して米スポーツ局「ESPN」は、水原氏が大谷に嘘をついたことを認めたと伝えた。解雇される直前のESPNの取材に、水原氏は大谷に肩代わりを依頼したなどと語っていたが、事実ではないことを明らかにしている。
記事によると、球団幹部が明かした情報として、日本時間20日のパドレス戦終了後にドジャースはミーティングを実施。オーナーのマーク・ウォルター氏が、選手たちにこの問題を公表した。水原氏が謝罪し、大谷が水原氏の借金を肩代わりしたと、アンドリュー・フリードマン編成本部長が語ったという。
大谷の代表者によると、球場から宿泊先までの道中で大谷はミーティング中に何が話されたかを質問。大谷は水原氏の一連の行動について知らなかったと語ったという。大谷のスポークスパーソンによると、大谷は同20日に初めて口座からお金が引き出されていることを知ったとされている。
その後、米東部時間20日午前11時32分、大谷のスポークスパーソンはESPNに記事掲載をしないように忠告。このスポークスパーソンは「イッペイは嘘をついていた。ショウヘイは知らなかった」と語ったという。
ESPNは、解雇された後に水原氏と再度接触。水原氏は「明らかにこれは、悪いのは全部私です」と謝罪し、「ショウヘイに嘘をついた?」との質問には「YES(嘘をついた)」と答えた。また、「野球で賭け事を行った?」との問いには「No」と答えたという。
MLBは22日(日本時間23日)、水原氏について、調査のための正式な手続きを開始したと声明を発表した。今後の展開が注目される。
(Full-Count編集部)