水原氏の賭博疑惑…違法胴元は元同僚と面識か 米報道、エ軍宿舎で「ポーカーに参加」
フレッチャーと面識ありも「彼がボウヤーにこの通訳を紹介したわけではない」
大谷翔平投手の通訳を務めていた水原一平氏が違法賭博の関与した疑いでドジャースから契約解除された事件で、胴元とされるマシュー・ボウヤー氏との接点に注目が集まっている。米スポーツ局「ESPN」のティシャ・トンプソン記者は、元エンゼルスのデビッド・フレッチャー内野手との繋がりを報じている。
同記事では「ミズハラは、2021年にサンディエゴで行なわれたポーカーゲームでボウヤーに会ったとESPNに話した。ブレーブスのデビッド・フレッチャー内野手は、エンゼルスでプレーしていた時にオオタニと親交があった」と説明。フレッチャーはESPNに「(水原氏が)そのポーカーゲームに参加したことは認めていたが、彼がボウヤーにこの通訳(水原氏)を紹介したわけではないと語った」という。
また、ボウヤー氏の業務活動に詳しい情報筋とフレッチャー本人がESPNに語ったことによると、「フレッチャーの知人を介してボウヤーはチームホテルで開催されたポーカーゲームへ参加することができた」という。一方でフレッチャーは「以前ゴルフをしたときに、一度だけボウヤーと会ったことがあるが、ボウヤーの組織で賭け事をしたことはない」と親交については否定している。
同局のインタビューによると、「ミズハラはボウヤーと出会って間もなくボウヤー(の組織)を通して、クレジットで賭け始めた」という。しかし、いくつかのスポーツに賭けたが野球には賭けておらず、ボウヤー氏の業務が違法であることを知らなかったとしている。
(Full-Count編集部)