水原騒動でド軍混乱…広がった“異様な光景”が「普通ではない」　望まぬ別次元の注目

米記者「10台のカメラに囲まれ、近くの手すり沿いにさらに15台のカメラ」

　ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は24日（日本時間25日）、本拠地で行われたエンゼルス戦の試合前に取材に応じた。大谷翔平投手の通訳を務めていた水原一平氏が違法賭博に関与した疑いで球団から解雇された問題で、大きな注目を集めたが、「今は、そのことについては話したくない」と沈黙を貫いた。

　この取材の前には、大谷が26日（同27日）に取材対応を行う意向を示したことが米メディアから報じられた。ロバーツ監督も「彼が知っていることを喋り、その状況についての彼の考えを明かしてくれることは、私としてもうれしく思う。我々全員にもう少しだけ明確さをもたらすと思う」と前を向いていた。

　米スポーツメディア「ESPN」の番組「スポーツセンター」に出演したアルデン・ゴンザレス記者は、現地の様子をリポート。「デーブ・ロバーツ監督は今日（現地時間24日）チーム内の雰囲気について話し、オオタニがメディアに向けて話すことでチームはホッとしているという感じでした」と伝えている。

　さらには「ダグアウトではロバーツ監督が10台のカメラに囲まれ、近くの手すり沿いにさらに15台のカメラがあった。これは普通のスプリングトレーニングの台数ではない」と望まない形での異常な注目度にも言及。「大谷が話してくれたほうが、チームにとっては良いでしょう」と本人の取材対応に期待した。