大谷翔平“新通訳”が「凄く素敵だった」 緊迫の11分間も…スキルに絶賛「とても丁寧」
35歳のアイアトン氏はドジャースの選手育成・能力開発部門の主任
ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、長く専属通訳を務めた水原一平氏が違法賭博に関与したとされる問題について声明を発表した。会見に同席したのは、かつては前田健太投手の通訳を務め、ドジャースでデータ分析を担っているウィル・アイアトン氏。大谷の言葉を届ける“大役”を担った同氏にファンも注目。「大谷選手の日本語にかなり近い英語だと思うし、優秀だと思う」「日本人にも英語が聞き取りやすい」と称賛の声が上がっている。
約80人の報道陣が集まった声明発表。「MLBネットワーク」の他、米テレビ局「CNN」によって全米生中継されるほどの注目を集め、大谷は約11分間、会見で言葉を紡いだ。隣に座ったアイアトン氏はメモを取りながら、時折、大谷に内容を確認しつつ、米メディアにその言葉を届けている。
エンゼルス時代の6年間、ドジャース入団会見やファンフェスタで隣にいたのは水原氏だったが、件の賭博疑惑によりドジャースを解雇。新たに通訳を務めることになったアイアトン氏の英語を初めて聞いた日本人も多かったようで、同氏に注目するファンの姿も。「凄く丁寧な感じで素敵だった」「信頼できる通訳」「とっても丁寧ですよね」など、聞き取りやすい英語に感心していた。
アイアトン氏は1988年12月21日に東京で生まれた35歳。高校はハワイ、大学はカリフォルニア州で過ごし、母親がフィリピン出身だったこともあり、第3回WBC予選ではフィリピン代表としてプレーした。前田がドジャースに入団した2016年から通訳を務め、その後選手育成・能力開発の役割へ転身。現在の役職に昇進する前は2年間、3Aオクラホマシティでコーチとして過ごしていた。
(Full-Count編集部)