首位打者に盗塁王…OP戦を席巻「新人凄い」　巨人ドラ3は打率.400、23年ぶり快挙も

OP戦でDeNA度会が首位打者、石上が盗塁王…巨人・佐々木は打率.400

　2024年のプロ野球が29日に開幕する。今季はオープン戦で躍動した野手が少なくなかった。DeNAのドラフト1位・度会隆輝外野手（ENEOS）、同4位・石上泰輝内野手（東洋大）、巨人の同3位・佐々木俊輔外野手（日立製作所）らが躍動。ファンも「新人王争い楽しみ」「今年の新人凄いな」と声を寄せている。

　昨秋ドラフトで3球団が競合した度会はオープン戦で打率.434（53打数23安打）をマーク。24日、日本ハムとのオープン戦最終戦の最終打席で規定打席に到達して、“首位打者”に輝いた。出塁率.434で、OPS.955。横浜高3年時のドラフトは指名漏れも、社会人で成長。DeNAの1番打者として期待が高まる。

　石上はオープン戦で打率.327（49打数16安打）、1本塁打をマーク。12球団トップの5盗塁をマークした。DeNAの遊撃は昨季、京田陽太が62試合、大和が47試合、林琢真が21試合に先発出場。群雄割拠の状況だが、22歳が抜け出すか。

　4年ぶりV奪回を目指す巨人では、佐々木が中堅の定位置奪取へ大きく近付いている。宮崎キャンプではその打球速度に阿部慎之助新監督が仰天。オープン戦では打率.400（45打数18安打）、OPS.940をマークした。巨人の新人が開幕戦にスタメン出場すれば、2001年の阿部監督以来となる。29日の阪神戦（東京ドーム）で先発メンバーに名を連ねるだろうか。

　若武者の躍動にファンの期待も高まる。「ハイレベルな新人王争いしてほしい」「今年のセ新人王は度会か佐々木の雰囲気ある」「新人王争いが気になるわね」「素晴らしい逸材たち」とSNSにはコメントが寄せられている。注目の新人たちはシーズンでどんな活躍を見せてくれるだろうか。

（Full-Count編集部）