報徳学園が大阪桐蔭を撃破 選抜4強が出揃う…今朝丸が好投、名門対決制す

大阪桐蔭戦に先発した報徳学園・今朝丸裕喜 【写真提供:産経新聞社】
大阪桐蔭戦に先発した報徳学園・今朝丸裕喜 【写真提供:産経新聞社】

準々決勝4試合が行われた…30日に準決勝が行われる

 第96回選抜高校野球大会は28日、甲子園球場で準々決勝4試合が行われ、第4試合では報徳学園(兵庫)が大阪桐蔭に4-1で勝利した。これで4強が出揃い、30日に準決勝が行われる。

 試合は雨が降る中でスタート。報徳学園は初回、制球に苦しむ相手先発の平嶋桂知投手(3年)から無死満塁のチャンスを作ると、斎藤佑征内野手(3年)が左前打を放って先制。続く安井康起外野手(3年)の内野ゴロの間に2点目を奪った。

 9回には1死から二、三塁のチャンスを作り、安井が右前適時打、続く山岡純平内野手(2年)の打席では暴投でさらに点を加えた。投げては先発した背番号10の今朝丸(けさまる)裕喜投手(3年)が相手打線を1得点に抑え込んだ。

 両校は昨春の選抜でも準決勝で対戦し、5点差を逆転するなど報徳学園が勝利。昨秋の近畿大会準々決勝では4-3で大阪桐蔭が勝利していた。

 準々決勝の第1試合では星稜(石川)が阿南光(徳島)に5-0で勝利。第2試合では健大高崎(群馬)が選抜連覇を狙う山梨学院を6-1で下した。第3試合では中央学院(千葉)が青森山田を5-2で破り、4強が出揃った。

 29日は休養日となり、30日の準決勝では第1試合では星稜と健大高崎、第2試合では中央学院と報徳学園が激突する。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY