エ軍戦力外→ライバル球団でメジャー昇格 球宴選出の30歳…取り戻した「かつての輝き」
レンジャーズとマイナー契約のウォルシュが開幕メジャーを勝ち取った
レンジャーズとマイナー契約を結んでいたジャレッド・ウォルシュ内野手が、メジャー契約を勝ち取り開幕ロースター入りする。地元メディア「レンジャーズ・トゥデイ」のジェフ・ウィルソン記者が伝えた。昨季はエンゼルスからDFA(事実上の戦力外)となったが、ライバル球団で復活の兆しが見えてきた。
30歳のウォルシュは、2019年にエンゼルスでメジャーデビュー。2021年には29本塁打、98打点をマークし、大谷翔平投手とともに球宴にも選出された。しかし、近年は胸郭出口症候群や新型コロナウイルスの影響による頭痛にも悩まされ、昨季は39試合で打率.125。7月にはDFAも経験するなど、苦しんでいた。
今オフにFAとなり、昨季の世界一に輝いたレンジャーズとマイナー契約。エンゼルスと同地区のライバル球団で、復活を目指すことになった。するとオ―プン戦では、48打数12安打の打率.250、3本塁打、8打点、OPS.826と猛アピール。一塁手のナサニエル・ロウが離脱中ということもあり、チャンスを掴んだ。
大谷翔平投手(現ドジャース)の同僚だったことから、日本のファンもSNS上で反応。「久しぶりに目覚めのいい朝」「かつての輝きもう一度」と祝福の声があがった。「テキサスじゃなければ応援してた」「エンゼルスとは同地区のライバルだけど頑張って欲しいなぁ」と複雑なコメントも寄せられていた。
(Full-Count編集部)