暴走で思い出す6年前…大谷翔平が「どれだけ速いか」 ミス目撃したコーチが“実感”
イーベル三塁コーチ「『この出来事から学ばないとね』という感じだった」
ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、ドジャースタジアムで行われたカージナルス戦でまさかの走塁ミスでアウトになった。ディノ・イーベル三塁コーチは「彼がどれだけ速いことかを、改めて知ったよ」と語った。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者が伝えている。
大谷は初回無死一塁の第1打席で元巨人のマイコラスと対戦。4球目のチェンジアップをうまくとらえ、右翼線へ二塁打を放った。しかし、大谷は三塁を狙ったが、一走のベッツは三塁でストップ。二三塁間に挟まれ、走塁死となった。
イーベル氏といえば、2006年から2018年までエンゼルスに在籍し、大谷のメジャー1年目から知る間柄だ。走塁ミスについて「彼は『この出来事から学ばないとね』という感じだったよ。彼は常に学習している。だから、彼にしてみてもいいことだったと思う。私にとってもいいことだった。彼がどれだけ速いことかを、改めて知ったよ」と、久しぶりの共闘で能力を思い出したようだ。
さらに、記事ではベッツのコメントも紹介。「エンゼルスタジアムなら、簡単に三塁打だったね。僕も簡単に得点していると思う。(エンゼルスタジアムと寸法が違うため)ここでは三塁打はそんなに多くはないと、彼に伝えただけさ」と振り返っている。本拠地での初戦、まだまだ試行錯誤の段階のようだ。
(Full-Count編集部)