大谷翔平「見え方自体は悪くない」 サヨナラ機に凡退で敗戦…5試合25打席一発なし
山本由伸を称賛「素晴らしい投球だったと思います」
■カージナルス 6ー5 ドジャース(日本時間31日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、本拠地でのカージナルス戦に「2番・DH」で出場。5打数1安打1四球2三振だった。これで開幕から5試合25打席で本塁打なしとなった。
1点を追う延長10回2死満塁。サヨナラ機でこの日6度目の打席に立った大谷は遊飛に倒れた。「まずは同点。四球でもシングルでも、どういう形でも同点にしてつなぐことが大事でしたけど。自分の中ではとらえたつもりでしたがポップフライになった」と振り返った。
これで開幕から5試合で打率.273(22打数6安打)。25打席でまだ一発が出ない。自身の状態について「見え方自体は悪くない。タイミングと距離の問題かと思います」と分析した。
この日は第2打席で右前打。打球速度113.9マイル(約183.3キロ)の火の出るような当たりだった。状態自体は悪くないようだ。
この試合では山本由伸投手5回無失点と好投。勝利投手の権利を得て降板したが、逆転される形になった。「雨の中での難しい登板でしたけど、素晴らしい投球だったと思います。早い段階で援護して、最後も勝って終わらせてあげたかった」と悔しがった。