希少なポール直撃弾は生まれるか？　特典も…ZOZOはトッポ、PayPayは棒ラーメン贈呈

ZOZOマリンは今季からポールに当てた選手にトッポ1000個を贈呈

　株式会社ロッテのチョコレート菓子「トッポ」は今年、発売30周年を迎えた。それに伴い、今季からZOZOマリンスタジアムのポールにはトッポの広告が掲出され、当てた選手にはトッポ1000個が贈呈されることになった。今回は、パ・リーグのポール直撃弾を紹介する。

　オープン戦で、早速ポール直撃弾が飛び出した。3月9日のソフトバンク戦で、ロッテ・中村奨吾内野手がカーター・スチュワート・ジュニア投手から、左翼ポール直撃弾を放った。当初、トッポ贈呈は広告部分に当たった場合のみとなっていたが、のちにポールに当たった打球すべてに変更され、1年分の365個から1000個に増量。中村奨が獲得第1号となった。

　ZOZOマリンでのポール直撃弾は、2021年に2本ある。1本はソフトバンク・柳田悠岐外野手。ロッテ・二木康太投手の内角直球をとらえ、ライナーでポールに当てた。もう1本はロッテ・山口航輝外野手。楽天との「パーソル CS パ」ファーストステージ2回戦で安樂智大投手から放った打球は、右翼ポールを直撃した。

　他球場では、PayPayドームが2022年からポールに当てた選手に株式会社マルタイが「マルタイ棒ラーメン360食」を贈る取り組みをスタート。昨季は中日・鵜飼航丞外野手が当てたが、第1号はソフトバンク・中村晃選手だった。2022年4月27日の西武戦で、森脇亮介投手から右翼ポール直撃弾を放った。

　楽天モバイルパークでは昨季、山崎剛内野手が当てた。4月22日の日本ハム戦で上沢直之投手から記録した。昨季、パ・リーグのレギュラーシーズンで出た本塁打は607本。今季、中村奨に続きZOZOマリンでトッポ1000個を手にする選手は現れるのか、ポール際の打球に注目だ。

（「パ・リーグ インサイト」武澤潤）

（記事提供：パ・リーグ インサイト）