大谷翔平は「強い打球を打てるエリート」 芯当たれば185キロ…5戦ノーアーチも指揮官気にせず
カージナルス戦に「2番・指名打者」で出場
■ドジャース ー カージナルス(日本時間4月1日・ロサンゼルス)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は3月31日(日本時間4月1日)、本拠地カージナルス戦の前に取材に応じ、大谷翔平投手について言及した。大谷はこの日、「2番・指名打者」で出場するが、指揮官は「ボールをよく見えている」と話した。
前日3月30日(同31日)の同カードで、大谷は5打数1安打1打点1得点に終わった。1点を追う延長10回2死満塁、サヨナラチャンスでは遊飛に倒れ、ゲームセットに。
ここまで5戦ノーアーチで打率.273、2打点、OPS.638となっている。大谷は30日(同31日)の試合後、「見え方自体は悪くない。タイミングと距離の問題かと思います」と分析していたが、ロバーツ監督も「そう思う」と同意した。
指揮官は続けて「2日前まで、打率と長打率は全員が期待する数字だった。でも、2日間でヒットが1本になると、疑問が湧いてくる。昨日は打ち損じたけど、打撃は難しい。一番大事なことは、彼の健康だ。そして、ボールをよく見れている」と万全を強調した。
1番ベッツ、3番フリーマンの“MVPトリオ”の中で唯一本塁打が出ていない。それでも、「彼は一定で、準備を放棄することはない。才能溢れる選手だ」と指揮官。「常に彼ほど強い打球を打てるエリートな選手は限られている。打席では積極的で、バレルがかかれば毎回115マイル(約185.1キロ)だ」と問題視していなかった。
試合前には術後3度目のキャッチボールを行った。指揮官は「状態はよさそうだった。力を入れている球は少なかったけど、いい球を投げていた」と分析。2025年の投手復帰を期待した。
(Full-Count編集部)