ド軍右腕“わずか1日で戦力外”　非情な昇降格も…指揮官が説明「大きな助けになる」

指揮官はラメットを評価「速球は90マイル中盤、スライダーも素晴らしい」

　ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は1日（日本時間2日）、本拠地で行われるジャイアンツ戦の前に取材に応じた。ディネルソン・ラメット投手とメジャー契約を結び、ナビル・クリスマット投手がDFA（事実上の戦力外）になった動きについて、「3回投げられる投手は大きな助けになる」などと説明した。

　29歳右腕のクリスマットは、3月31日（同4月1日）にメジャー昇格したばかりだった。本拠地で行われたカージナルス戦に3番手として登板。2回1安打無失点、3奪三振の好投で勝利投手になっていたが、わずか1日でまさかの通告を受けた。

　ラメットは12月にマイナー契約を結んだ31歳の右腕。パドレスでは有望株として期待され、ロッキーズ、レッドソックスと渡り歩いてメジャー通算118試合に登板した。昨季は2球団で計17試合に登板し、1勝4敗、防御率11.71だった。

　指揮官は「ディネルソン（ラメット）は必要であれば、3イニング投げられる。速球は90マイル中盤に戻ってきているし、スライダーも素晴らしい」と評価。一見、非情にも見える入れ替えとなったが、「今日の役割はまだ決まっていないけど、3イニング投げられる投手は大きな助けになる」と説明した。

（Full-Count編集部）