山本由伸の“魔球”は「見たことない」 最強カーショーが絶賛「絶品だった」
山本由伸のカーブは「絶品」…カーショーが絶賛
ドジャース・山本由伸投手の「カーブ」が同僚のレジェンド左腕から絶賛されている。山本は3月30日(日本時間3月31日)、本拠地で行われたカージナルス戦に先発。勝ち負けこそつかなかったが5回無失点、5三振を奪う投球を披露していた。
米地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」では、実況を務めるジョー・デービス氏がサイ・ヤング賞を3度受賞しているクレイトン・カーショー投手に山本の投球を尋ねた。すると「本当に見ていて楽しい選手だよ」と通算210勝をマークする左腕は笑った。
注目したのは「カーブ」で「スプリングトレーニングでは投げていなかったけど、あのカーブは絶品だったね。三振をバッタバッタと奪っていた。しかも、ストライクに投げていた。彼の(カーブは)見たことがなかった」と褒めた。カーショーの決め球はカーブ。歴代最高峰とも称されるカーブの使い手だからこそ、山本の凄さに感銘を受けたようだ。
韓国・ソウルで行われた3月21日のパドレス戦では、メジャーデビュー戦を任されるも1回4安打5失点で降板。カーショーは今回の登板に「素晴らしい修正だった。初めてここに来て、言語の壁もある。野球も違う。選手も違う。本当にうまくこなしていると思うよ。英語をたくさん喋るわけではないけど、一緒にいて楽しい選手だ。今後12年間ドジャースで大きく貢献してくれるだろう」とはにかんだ。
12年契約については「長いね。彼が可動域を広げるヨガのトレーニングを見たことある? 体の使い方が信じられないよ。間違いなく私は(山本のトレーニングは)やらないよ!」とジョークを交えて“新顔”を歓迎した。
(Full-Count編集部)