鈴木誠也、審判に苦言「やめてほしい」 “疑惑の判定”で三振「さすがにどうなの」
フルカウントからの8球目は外角高めスライダー、四球かと思われたが三振
■カブス 12ー2 ロッキーズ(日本時間3日・シカゴ)
カブスの鈴木誠也が2日(日本時間3日)、本拠地で行われたロッキーズ戦に「2番・右翼」でスタメン出場。初回の第1打席で今季1号となる2ランを放ったが、5回の第4打席では疑惑の判定で見逃し三振に倒れた。試合後の取材に応じ、「あそこまで外れてるとどうなのかなって思います」と審判に苦言を呈した。
開幕5戦目、初回の第1打席で快音を響かせた。先頭のホーナーが四球で出塁すると、相手先発のフリーランドが投じた91.6マイル(約147.4キロ)のシンカーを捉えた。バックスクリーンへの弾丸アーチは、自己最速となる打球速度115マイル(約185.1キロ)、飛距離は414フィート(約126.2メートル)だった。
しかし、5回1死走者なしの場面で思わぬ事態に見舞われた。フルカウントからの8球目は外角高めのスライダー。四球かと思われたが三振のコールに跳び跳ねて悔しがった。「できればやめてほしいですけど」と素直な思いを語った。
「お互いに人間なので、もちろんミスする時もありますし、もちろん助けてくれる時もあるので、そこはなんとも言えないですけど。あそこまで外れているとどうなのかなっていうふうに思います」
この1球に限らず、厳しいコースをストライク判定されるシーンが目立った。「ボール1個分とかだったら、もちろんですが、僕もストライクかなと思ったのがボールになったりする時もあるんですけど、さすがにあれはね」と苦笑い。「けっこう外れていたと思う。ああいうのはどうなのかなって思います」と吐露した。