完璧1号が「ターニングポイントに」 大谷翔平の“復調”を球界OBが予言「80%の力で」
大谷翔平は「やることをやれば成功を掴むことを理解している」
■ドジャース 5ー4 ジャイアンツ(日本時間4日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が3日(日本時間4日)の本拠地・ジャイアンツ戦で待望の今季1号を放った。自身9試合目、41打席目で飛び出した“難産”の一発だったが、地元放送局の番組に出演した元メジャーリーガーは「これがターニングポイント」と復調を予言した。
1点リードの7回2死、大谷が左腕テイラー・ロジャース投手の高めを捉えた。打球は右中間席へ。打球速度105.6マイル(約170キロ)、飛距離430フィート(約131メートル)の特大弾だった。ついに飛び出した一発。地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」のポストゲームショーも大谷の一発の話題で持ちきりだった。
コメンテーターのドントレル・ウィリス氏は「80%の力で打ちました。それだけ彼はパワーがあるということです。信じられない瞬間でした。打った瞬間でした。これが、ターニングポイントになります。ドジャースは、あのホームランを必要としていました。これから、ショウヘイ・オオタニは肩の力が抜けることでしょう。私が保証します」と力を込めた。42歳のウィリス氏は2005年に22勝を挙げるなど、通算72勝を挙げた。
もう1人のコメンテーターのジェリー・ヘアストンJr.氏は「どんなに才能があっても、(監督を)感心させたいものです。新しいチームに加入して、新契約も結びました。彼は活躍をしたいのです。ショウヘイ・オオタニは、やることをやれば成功を掴むことを理解しています。ロバーツ監督はリラックスしろと、言っていましたね」と話し、「スイングを見てください。ホップが最高です! 打った瞬間本人は確信していました。なんというパワーなんでしょう」と続けた。47歳のヘアストン氏はメジャー通算1126安打を誇る。
元メジャーリーガーの目から見ても復調を予感させた一発。今後どんな打棒を見せてくれるか、まずは5日(日本時間6日)からのカブスとの3連戦に注目が集まる。
(Full-Count編集部)