松井裕樹が明かした“日米の違い” コーチは渋い顔で揶揄「NOサムライピッチ」
ブルペン入りで驚き…100球以上投げ込むことを「サムライピッチ」と呼ぶ
今季からパドレスに加入した松井裕樹投手が日米の違いに戸惑ったエピソードを明かした。4日にABEMAで放送された「緊急渡米!石橋貴明のベースボールのおかげです。」でお笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明さんとキャンプ中に対談。コーチから止められた練習があったという。
米アリゾナ州のパドレスキャンプ地で松井と石橋さんは対談。話題はMLBのブルペンの投球数や時間の話になった。日本人選手はブルペンで球数を多く投げ込むと言われているが、米国ではそれを「サムライピッチ」と呼ぶという。
松井自身も毎回50球以上投じていたというが、キャンプでブルペンに入る際にコーチから「『Noサムライピッチ』と言われました」と明かした。時間が15分と決まっており、「『40球投げたい』と言うと、『まぁまぁ……』と渋い顔をされる。そこで『25球か30球』って言うと、『OK』って」と笑った。
また、メジャーのスプリングトレーニングは休養日がない。「投げない日の間隔が空かない。なので、良い感覚は持ち越しやすいです」とメリットも。とはいえ、「休みが欲しいですけど……」と本音もこぼしていた。
今季からはダルビッシュ有投手ともチームメートとなった。「パドレスへの入団が決まってから、ずっといろんなことを教えてもらっていて、僕の精神安定剤みたいになっています。事あるごとに話しかけてくれるので相談しやすいです」と感謝を明かしていた。