大谷翔平の“お宝”HR球をまさかの返却　ざわつく日本ファン「もったいない」「粋だね」

大谷翔平はカブス戦でリグレー・フィールドでの初本塁打を放った

■カブス 9ー7 ドジャース（日本時間6日・シカゴ）

　ドジャースの大谷翔平投手は5日（日本時間6日）、敵地・カブス戦に「2番・指名打者」で先発出場し、5回に右翼ポール際へ2号2ランを放った。貴重なホームランボールをキャッチした男性のまさかの言動に日本のファンがざわついている。

　大谷の2戦連発となる2号の記念球を手にしたジム・リッチさんは、豪快にグラウンドへボールを投げ返した。「これがカブスの伝統だからだ。相手チームが本塁打を打ったら投げ返すってのがね」。リッチさんは生涯カブスファンだと胸を張った。

　逸品を投げ返した“男気”にSNS上では「粋だね？」「カッコ良すぎ」「投げ返したのさすが！」「アッパレ」など驚きのコメントが相次いだ。一方で激レアのボールでもあることから「くれれば良かったのに」「勿体ない」と惜しむ声も多かった。

　大谷が3日（同4日）のジャイアンツ戦で放った1号の本塁打ボールには、最低でも10万ドル（約1500万円）の価値があると言われている。2号は大谷のリグレー・フィールドでは初アーチで、それなりの価値もついたのは間違いない。

　それでも、リッチさんは「値段は僕には分からない。（迷ったのは）一瞬だけね。だけどOK、僕らはカブスなんだ。後悔はノーだ。第一にカブスファンだから」。“カブス魂”を貫き通した。

（Full-Count編集部）