前代未聞の“ど真ん中”がボール判定「マジかよ」 やらかし審判に不満続出「やべぇな」
真ん中付近のボールがストライクとならず…捕手は呆然
■ヤンキース 8ー3 ブルージェイズ(日本時間8日・ニューヨーク)
たびたび話題となるメジャーリーグの審判が、またも注目を浴びている。7日(日本時間8日)にヤンキースタジアムで行われたヤンキース-ブルージェイズの試合で、ど真ん中付近のボールに球審の手が上がらなかった。ファンは「見るに堪えない」「マジかよ」と悲鳴をあげている。
球審は62歳のエンゼル・ヘルナンデス審判員で、6回にヤンキースのオズワルド・カブレラ内野手が打席に入った際、2球目の91.5マイル(約147.3キロ)のシンカーは、ゾーンのど真ん中へ。MLB公式のチャート図でもストライクとなっていたが、ストライクとは判定されず、捕手も思わず固まってしまった。
米メディア「ジョムボーイ・メディア」を運営するジミー・オブライアン氏がX(旧ツイッター)に「判定:ボール」と投稿した配球チャート図には、1万を超える「いいね」が付くなど、ファンの間で大きな話題となった。
この日は初回にも、グレイバー・トーレス内野手の打席で高めのボールをストライクとコールし、打者から抗議を受けるシーンもあった。米データ会社「コーディファイ・ベースボール」は「エンゼル・ヘルナンデスはこの球をストライク判定しなかった」と呆れた様子。ファンからも「単に意図的に感じるな。(マンフレッドコミッショナーがこの問題に対応せず)見ていて恥ずかしい」「なぜこの男はまだ雇われているのだろうか」「どう見てもストライク……やべぇな」などとコメントが寄せられていた。