韓国人名手に続いた不運 “勲章”を棚に上げられ…ファン悲鳴「非現実的だな」
昨年ゴールドグラブ賞のキム・ハソンが2失策…いずれも失点に結び付き、逆転負けした
■ジャイアンツ 3ー2 パドレス(日本時間8日・サンフランシスコ)
パドレスのキム・ハソン(金河成)内野手が1試合で2つの失策を犯し、話題を呼んでいる。昨年ゴールドグラブ賞を受賞した名手による立て続けのミスにファンは“悲鳴”。「非現実的だな」「号泣もんだわ」と声をあげている。
7日(日本時間8日)の敵地ジャイアンツ戦。1点リードの8回にマイケル・コンフォートが一塁へゴロを放った。一塁のジェイク・クロネンワースがベースを踏んで、二塁へ送球。ベースカバーに入ったキム・ハソンが一塁走者にタッチすればチェンジだった。
しかし、タッチした際にボールがグラブから転がり出てセーフに。同点に追いつかれると、続くマット・チャップマンに逆転打を許して敗れた。キム・ハソンは6回の守備でもイ・ジョンフ(李政厚)の一塁へ悪送球。このエラーが失点に結び付いていた。
米メディア「ジョムボーイ・メディア」の野球専門アカウント「トーキン・ベースボール」は2つ目の失策シーンを動画に投稿。地元メディア「NBCサンディエゴ」は「ゴールドグラブ賞を受賞したキムのエラーがパドレスの運命を決め、シリーズ負け越しとなった」とし、「ゴールドグラブ賞に輝いた選手でも悪い日はある」と伝えた。
SNSには「キムにとって苦しい昼になったな」「彼の将来のチームメートを助けているだけか」「ジャイアンツの野球だな」というファンの反応があった。名手にとっては、とんだ一日になってしまった。