12試合で9発…“大谷翔平2世”の衝撃 止まらぬ打棒を米メディア称賛「傑出した選手」
ジャック・カグリオーンは31試合で打率.391、16本塁打をマーク
フロリダ大学の二刀流左腕、ジャック・カグリオーン内野手が、衝撃の打撃を披露している。7日(日本時間8日)のミズーリ大戦で本塁打を放ち、これで直近12試合で9発。異次元の活躍にファンは「アンビリーバブル」と声をあげている。
左投げ左打ちの二刀流21歳は、この試合の6回に一発を放った。両翼339フィート(約103メートル)の球場で、ライナーでぶち込んだ右越え弾。その一撃に拍手と歓声が沸いている。
今シーズンはこれで31試合出場、16本塁打、34打点、打率.391の猛爆。直近12試合で9本を量産している。MLBパイプラインは公式Xで、6日(同7日)に放った本塁打を映像で投稿。「二刀流として大学で傑出した選手のジャック・カグリオーンは直近11試合で8本塁打を放っている」と伝えている。
カグリオーンは今年のMLBドラフト1巡目が有力視されている有望株。2024年はプレシーズン最優秀二刀流選手、2023年はABCA(米国大学野球コーチ協会)年間最優秀野手、ジョン・オルルド賞(年間最優秀二刀流選手)ファイナリストなど数々の受賞歴を誇り、ドジャース・大谷翔平投手以来の二刀流選手として注目を浴びている。投手としては3勝無敗、防御率3.67を記録している。
身長195センチ、体重113キロの堂々とした体格。サクセスロードを歩む21歳は今後、どんな選手に成長するだろうか。