自己最長更新…絶好調の大谷翔平は「間に落とすことも」 解説が気付いた“不調時との違い”

ツインズ戦で安打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ツインズ戦で安打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷は中越え二塁打&左翼線二塁打で自己最長の5戦連続マルチ安打

■ツインズ ー ドジャース(日本時間9日・ミネソタ)

 ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地・ツインズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。自己最長の5試合連続マルチ安打を記録した。打率は.340、OPSは1.004に上昇。止まらぬバットを地元放送局も絶賛した。

 初回無死一塁で、右腕ベイリー・オーバー投手から中越え二塁打。打球速度110.1マイル(約177キロ)の強烈な一撃だった。3回の第2打席は中飛に倒れたが、1点を追う6回先頭で、左腕スティーブン・オカートから左翼線二塁打。ウィル・スミス捕手の適時打で同点のホームを踏んだ。

 広角に安打を飛ばす大谷の打棒を、地元放送局も大絶賛だ。「スポーツネット・ロサンゼルス」で解説を務めるオーレル・ハーシュハイザー氏は「ドジャースでの1号がいつになるのか、心配していた頃は全てのボールを引っ張って、打球を上げようとしていました。でも、今はレフトに流したり、引っ張ったり、間に落とすこともします」と語った。

 開幕直後はなかなか状態が上がらなかった。しかし、3日(同4日)のジャイアンツ戦で開幕9試合目、41打席目に初アーチをかけてから一変した大谷の打棒。手が付けられない状態になってきた。

(Full-Count編集部)

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