大谷翔平の技あり弾は「他の選手はアウト」 バットの先で“左翼席”に解説衝撃
今季初の左翼席弾…実況も驚き「なんという試合なんでしょう!」
■ツインズ ー ドジャース(日本時間9日・ミネソタ)
ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地・ツインズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。第4打席で左翼席へ3試合ぶりとなる3号ソロを放った。メジャー通算174発となり、松井秀喜氏の持つ日本選手歴代最多175本にあと1本。地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」解説を務めるオーレル・ハーシュハイザー氏も「他の選手はアウトですが、彼の場合はホームランです」と驚いた。
大谷が技ありの一発を見せた。二塁打2本を放ち、迎えた第4打席。元広島、ロッテのジェイ・ジャクソンから3号ソロを放った。マルチ安打は自己最長の5試合連続、1試合3安打は今季初となった。
バットの先のように見えたが、打球は左翼席へ。ハーシュハイザー氏は「アメージングです。他の選手はアウトですが、彼の場合はホームランです。最初の二塁打はセンターフライになるはずでした。ノー。この打球もレフトのポップフライになるべきでしたが、ノー。ポップアウトしていきました」と驚いた。実況のジョー・デービス氏も「ショウヘイ・オオタニにとってなんという試合なんでしょう!」と興奮気味に実況した。
試合前に取材に応じ、松井氏の記録について「特別な数字ではあるかなと思うので、早く打ちたいなって気持ちはあります」と心境を明かしていた。その特別な数字に、ついにあと1本。技ありの一発に地元メディアも感嘆していた。
(Full-Count編集部)