中日26歳、衝撃シーズン100登板ペース 10戦7登板&無失点の無双状態「浅尾とダブる」
中日の勝野昌慶がDeNA戦に2番手で登板、無失点で6ホールド目を挙げた
■中日 3ー1 DeNA(9日・横浜)
中日の勝野昌慶投手が、獅子奮迅の働きで絶好調のチームを支えている。9日に横浜スタジアムで行われたDeNA戦で、2点リードの8回に2番手として登板。ここまで10試合で7登板となったが、3人で封じて6ホールド目を挙げた。チームは4連勝で2016年5月10日以来8年、2891日ぶりの単独首位に浮上している。
先頭の石上への初球は、外角低めへの153キロの直球。2球目は同じコースへのフォークで空振りを奪うと、カウント1-2から外角低め143キロのフォークで見逃し三振を奪った。続く度会は一ゴロに打ち取るも、自身が一塁べースを踏み損ねて出塁。それでも、オースティンを遊撃への併殺打で3人で切り抜けた。
今季ここまで10試合中7試合に登板。まだ気は早いが、シーズン143試合に換算すると100登板ペースとなる。30日のヤクルト戦では回跨ぎもこなすなど、6回1/3を投げて無失点で防御率0.00。被安打5、5三振1四球、WHIP0.95と安定している。昨季から中継ぎに転向した26歳が、さらなる飛躍の年になりそうだ。
かつての浅尾拓也投手(現2軍投手コーチ)を彷彿とさせる活躍に、SNS上のファンは大盛り上がり。「勝野が浅尾に見えてきた」「勝野と浅尾がダブる」「個人的なここまでの中日MVPは勝野だと思う」との声が上がっている。一方で「登板過多は心配やな」「使いすぎじゃない?」と心配するファンも多い。