菅野復活を引き出した小林「安心感ある」 無安打も光る守備力…巨人OBが寄せる信頼感
高橋尚成氏が自身のYouTubeチャンネルで小林誠司を絶賛
巨人、メジャーリーグなどで活躍した高橋尚成氏が、自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」を更新。4日の中日戦(バンテリンドーム)で今季初出場を果たした小林誠司捕手を絶賛した。菅野智之投手の好投を引き出すなど勝利に貢献。「やっぱり安心感ありますね」「菅野投手も投げやすそうな感じがしました」などと語っている。
小林はこの試合に「7番・捕手」でフル出場。長年バッテリーを組んできた菅野智之投手の今季初登板を、サポートした。右腕は7回4安打無失点の好投で白星。計3投手による完封リレーを導いた。
高橋氏は菅野の好投を称えると共に、小林の働きを絶賛。「コンビが良かった。バッテリーのね。久しぶりに小林選手を見ましたけど、やはり安心感ありますね、インサイドワークとか。構えも良くて、菅野投手も投げやすそうな感じがしました」と評した。
ここまでの10試合で小林が出場したのはこの試合だけ。それでも高橋氏は「ベンチにいても、ゲームをどう組み立てていくのか凄く考えているような感じでしたね」と分析する。
菅野と小林の息はピッタリだったとし、菅野の登板の際は今後も小林がマスクを被ると予測。「捕球、リズム、テンポも良かった。(菅野は)迷いなくポンポン投げている感じがしました」とも語った。
かつては巨人の正捕手として活躍し、2017年にゴールデングラブ賞に輝いたた。しかし近年は出場機会が激減し、昨年21試合で打率.125(8打数1安打)だった。4日の試合も2打数無安打だったが、捕手としての実力は折り紙付き。34歳は今後もベテランの味を発揮して阿部・巨人を支える存在になりそうだ。
(Full-Count編集部)