刺された大谷翔平は「不運だった」 一切無駄なし…敵軍の連係&爆肩に米脱帽「称えなくては」
フリーマンの二塁打で一塁から本塁を狙うも…リクエストでアウトに
■ツインズ 3ー2 ドジャース(日本時間11日・ミネソタ)
ドジャース・大谷翔平投手を刺したツインズの連係に称賛の声が相次いでいる。10日(日本時間11日)のツインズ戦で、カルロス・コレア内野手が強肩を披露。大谷を本塁でアウトにしたプレーに、「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏も「ツインズは現実離れした中継プレーを見せた。ホームへ完璧なロケット送球だった」と大絶賛だった。
この日、大谷は「2番・指名打者」で出場。7回1死一塁の第4打席、二ゴロで併殺崩れで一塁に残ると、3番のフレディ・フリーマン内野手の右翼線二塁打で一気にホームを狙った。ボールは右翼のアレックス・キリロフ外野手、コレアと渡り、クリスチャン・バスケス捕手が滑り込む大谷にタッチした。
一度判定はセーフになったものの、リクエストで覆りアウトに。MLB公式のサラ・ラングス記者によると「コレアが記録した92.2マイル(約148.4キロ)の送球は、2015年の計測以降、ツインズの内野手による補殺で2022年9月20日(同21日)に自身が記録した93.5マイル(約150.4キロ)に次いで2位タイの記録」だという。
無駄のない連係に米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のドジャース番を務めるファビアン・アルダヤ記者も「ツインズがやり遂げた中継プレーを上回ることは難しい」とコメント。地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」も試合後のポストゲームショーで「ツインズを称えなくてはいけません。オオタニは俊足ですし、素晴らしいスライディングを見せました。不運でした」と脱帽だった。
(Full-Count編集部)